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【小売業界を紐解く】
主要な小売店の分布図とラウンダーの役割

皆さんが普段の買い物で利用する、コンビニエンスストアやドラッグストア、スーパーなど販売額をご存知でしょうか。
本記事では、経済産業省の経済解析室が発表した「2019年上期小売業販売を振り返る」を参照に販売額と小売業界におけるラウンダーの役割をご紹介します。
COLUMN

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2019年上期商業販売額
スーパー9兆4173億円
コンビニ5兆9044億円
ドラッグストア3兆2588億円
その他49兆1926億円
小売業界売上総額71兆5160億円

ラウンダーが活躍する主要な小売店の2019年上期の売上規模として、小売業界の総額は71兆5160億円でした。
以下で、店舗カテゴリ別に紹介します。

スーパーに関してですが売上規模は6兆3,617億円ほどで、コンビニエンスストアよりもやや大きめの売上規模になっています。
内訳としては、飲食料品の割合が一番高く全体の7割以上を占めており、4兆7786億円でした。
次に、婦人・子供服の2771億円、家庭用品の1270億円などと続きます。
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コンビニエンスストアの売上規模は、5兆9,044億円ほどです。
内訳としては、ファーストフード及び日配食品が多くを占めており2兆2192億円、次に非食品が1兆7810億円、加工食品が1兆5622億円、サービス売上高3420億円と続きます。

食品の割合が高くファーストフード及び日配食品が多くを占め、加工食品などもあわせた合計売上はコンビニエンスストアの売上の3分の2程度になります。
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ドラッグストアの売上規模は、3兆2,588億円ほどあり、家電量販店より少し大きめの水準です。内訳を見ると、食品が売上の4分の1程度を占めており9374億円で次に美容系商品が4873億円、家庭用品・日用消耗品等が4868億円と続きます。
一般用医薬品は4508億円、調剤医薬品は2095億円となっています。
データから、ドラッグストアの利用ニーズは医薬品より食品の方が高いことがわかりました。

カテゴリ別の販売額内訳を紹介しましたが、ドラッグストアは医薬品よりも食品の販売数が多いなど、意外な結果が出ています。
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普段利用する小売店では、紹介した販売比率に対して販促活動をしていることが予想されますので、どのような商品が多く陳列されているのか注意してみると面白いかもしれません。

出典:経済産業省「2019年上期小売業販売を振り返る」

小売業界で働くラウンダーの役割

小売業界で働くラウンダーは、自社メーカーの扱う商品を販売している店舗を巡回して、販促活動を行います。
商品を宣伝するPOPの設置や陳列業務などを行うことで、売上アップを図るのがラウンダーの主な役割です。

主婦の方が多いラウンダーは、主婦の知恵や感覚を活かして小売業界を支えています。
日常的に利用する小売店で気付いたことや気になる点を仕事に活かせるため、未経験の方であっても活躍できます。
また、仕事を通して得た経験やノウハウは、別の仕事場でも使えるため無駄になることもありません。

小売店は各地に点在していることから案件の量も豊富にあるため、自分が興味のある業界に挑戦しやすいこともメリットです。
また、新商品が発売された場合、キャンペーン活動などを行うことが多いので新商品の魅力を一般の消費者に伝える大切な役割を担っています。
一方、新商品にいち早く触れられることもラウンダー魅力のひとつであり、飲料や食品などを多く扱うことから消費者の目線も活かせます。

フィールドJOBサーチならば、このようなラウンダーの案件を豊富に取り揃えているため、興味があると感じた方はご相談ください。

まとめ

小売業界の売上規模や、売上が伸びている商品カテゴリに関して紹介しました。
食品や日用品などは、生活必需品であり安定した消費があるため、売上規模が大きいようです。
ラウンダーの仕事は、食品や日用品をよく扱うため、普段から買い物をしている主婦の方にとっては馴染みやすい仕事といえます。