【主婦ならではの消費者目線が強みに?】働く前に知りたい陳列業務に携わるラウンダーの業務の裏側

これからラウンダーの仕事を初めようと考えている主婦の方は、どのような業務内容なのか気になる方も多いのではないでしょうか。
働く前に、仕事内容について詳しく知っておくことで自分に合うかどうかもおおまかに想定がつきます。
ここでは、ラウンダーの仕事内容を中心にラウンダー業務の裏側について詳しくご紹介します。

ラウンダーは陳列が主な仕事となる

ラウンダーの仕事では、1日で複数の店舗を巡回します。
巡回する店舗の種類はさまざまですが、スーパーやドラッグストアなど、主婦が普段利用するような店舗が中心です。
巡回先の店舗では、自社の商品の売上を伸ばすために販促活動を行います。
販促活動と聞くと、店舗に来店しているお客さんに対して声をかけて商品を勧めるようなことをイメージする方もいるとは思いますが、ラウンダーの業務は一般のお客さんとの直接的な接触はあまりありません。
ラウンダーの仕事は営業の仕事とは異なるため、直接的な売り込みは行わず、陳列業務がメインになります。
自社商品の置き方の工夫や陳列スペースの確保などが主な業務です。
主婦の方にとっては消費者目線が強みになります。
また、店舗の担当者と情報交換なども業務の一つなるため、お客さんとは直接関わることがなくとも店舗の担当者とはコミュニケーションを取る機会があります。
また、ラウンダーと混同されがちな仕事として、試食の提供を行うマネキン業務をイメージする方多いのではないでしょうか。
しかし、マネキン業務の場合は試食の提供など対お客さんとの業務が中心になる仕事です。
その点で、ラウンダーは陳列が主な業務で店舗関係者のコミュニケーションをとることもあり大きく異なります。


タバコはなぜレジの裏側に?商品によって陳列場所が変わる理由

タバコを取り扱っている店舗では、レジの裏側にタバコを陳列していることがほとんどです。 裏側でなくてもレジのすぐ近くに陳列している店舗や、ショーケースの中に陳列している店舗が多いですがそれには理由があります。 商品の陳列場所や陳列方法は、その商品の特性などを考慮して決められています。 タバコの場合、年齢確認が必要なこと等の理由から、店員の目が届きやすい場所に陳列されています。 上記はほんの一例ですが、コンビニの陳列はついで買いを促すようにお酒売り場の側におつまみを陳列するなどの工夫がされています。 商品の陳列原理を理解した上で、お店に入ると面白いかもしれません。


販促活動への貢献度が高い人は褒められることも

ラウンダーの仕事では、陳列方法が上手でコミュニケーションが得意な人なら、店舗の担当者とも良好な関係を築けます。
販促が上手なら対応の良さを褒められることもあるほか、店舗側からメーカーに対して直接高い評価を伝えてもらえるころもあります。
メーカー側からも褒められれば、さらにやりがいを感じられるでしょう。
また、経験があれば実力を具体的にアピールすることも可能です。
ラウンダーとしてキャリアアップしたい場合、ラウンダーとしての知識や経験を強化することによってメーカー担当者や派遣会社から高い評価を得られます。


まとめ

ラウンダーは商品陳列が主な仕事だということや、陳列場所の理由などについて紹介しました。
お客さんとの接触は少ないものの、店舗担当者とは頻繁にコミュニケーションを取る仕事です。
消費者目線を活かせる場面も多いため、ラウンダーの仕事を検討してみてはいかがでしょうか。