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ラウンダーの業務
化粧品メーカー編

ラウンダーと言っても、所属する会社の業種によって取り扱う商品もさまざまです。
女性の比率が高いラウンダーの中でも、特に女性の関心が高い化粧品メーカーでのラウンダー業務についてご紹介していきます。
COLUMN

化粧品メーカーのラウンダーの業務内容や業務の流れ

化粧品メーカーのラウンダーの仕事ですが、基本的な業務の流れや業務内容は他の業種や他の商品を取り扱うラウンダーとそれほど大きくは異なりません。
ラウンダーの基本的な仕事ですが、ひと言で言えば自社製品を所属の会社の本部や営業担当者などからの指示に従って、ドラッグストアなど自分が担当する複数の販売店舗で販売促進に関わる業務をおこなうことです。
自分が担当する店舗ですが、1日あたり数店舗についてスケジュールを組みながら主に車で巡回します。

この販売促進のためにはまず、販売店舗の売り場責任者や店長などに自社製品のアピールや、その店舗内での自社製品の陳列棚を工夫したり、POPと呼ばれる広告を付けて、自社商品をより多くのお客様に購入していただけるような販促活動をおこないます。

また、新製品を販売開始した際には店舗責任者にアピールするとともに、本部や営業部などの指示に従いながら店頭でのキャンペーンをおこない、現場でキャンペーンを担当する方への指導などもおこないます。

化粧品メーカーのラウンダーならではの特徴

化粧品は直接、お客様の皮膚や頭皮、毛髪に付けて美容効果などを生み出していく商品です。
従って、ラウンダーとして取り扱う化粧品の多くは、薬事法と呼ばれる法律に関わってきます。
ラウンダーの仕事の1つに販売店舗の店頭でのPOP広告を作成したり、その効果をデモンストレーションやキャンペーンなどを通じてお客様に直接アピールしたりする機会があります。

化粧品の効能について広告作成やキャンペーンなどの際には基本的に事実のみを伝え、誤解を与えないような配慮が求められる仕事となりますので注意が必要です。
薬事法についての注意事項や詳細については本部や営業担当者からの指示に従い、慎重に対応していくことが求められます。

化粧品ラウンダーの業務の難しさ

化粧品ラウンダーも他の商品を取り扱うラウンダー同様にさまざまな広告を作成し、担当店舗内での売り場作りの際に使用します。
ただし、他の商品を取り扱うラウンダーと異なり、化粧品の広告作成時には特別に注意しなければならないことがあります。
それがこれからご紹介する薬機法(旧薬事法)です。

薬機法では広告の対象となる化粧品で表現できる効能効果が厳しく制限されており、同法の通達では「56項目の化粧品の効能の範囲」が定められています。
この範囲として認められている表現としては、例えば「日焼けによるシミ、ソバカスを防ぐ」「乾燥による小ジワを目立たなくする」などがあります。
56項目については当然のことながら、その化粧品に効果や効能を広告として表現できるだけの根拠がなければなりません。

また、56項目には「しばり表現」と呼ばれるものもあるので注意が必要です。
しばり表現は56項目の表現の中で一部の表現を抜き出さず、使用する場合は一連のものとして使用しなければならないというルールになります。
例えば、上記の例で「日焼けによるシミ、ソバカスを防ぐ」という表現を広告で使うなら、「○○ならシミ、ソバカスを防ぐ」では違反となってしまいます。
「日焼けによる」の部分が抜けているからです。
この表現を使う場合はあくまで条件を含めた表現が求められています。

店頭でお客様に自社製品の良さをアピールするためについ過剰な表現になりがちですが、十分に注意する必要があるでしょう。
この薬機法に違反した場合、製品の出荷停止などの行政指導が入る可能性もあり、必ず理解した上で広告作成をする必要があります。

化粧品ラウンダーが取り扱う商品

化粧品ラウンダーとして店頭で扱う商品は所属している会社にもよりますが、非常に多岐にわたります。
例えば、メイク用品、リップ、スキンケア、ネイル、ヘアケア、ヘアカラー、フレグランスなどに始まり、携帯用の商品や日焼け止めなどの季節商品まで一般に取り扱われる商品です。

また、最近では男性用化粧品の品揃えも充実してきています。
さらにアンチエイジングを意識した化粧品やヘアケア製品も増えており、取り扱う商品は常に多様化しています。

化粧品ラウンダーの成功事例

化粧品ラウンダーとして担当店舗での自社製品の売上をアップさせることを考えた場合、正解と言える方法などは存在しません。
常に高いアンテナを張り、消費者の価値観の多様化などを意識して地道に広告作りやキャンペーンなどをプランニングすることが大切です。
その際に他のライバル店と差別化を図るために時にターゲットとなるお客様を限定することも効果があります。

例えば、最近の男性の美意識向上に着目し、脱毛する人が増えている点に着目したキャンペーンや広告作りなどがあります。
「ブラジリアンワックス」など男性用脱毛ケア商品にスポットを当て、「ツルツル」「スベスベ」を求める男性のニーズに応える商品にフォーカスしたPOP広告を作って商品を目立たせたり、店頭の目立つところに特設の棚を設置してもいいでしょう。
似たようなケースでは肌のシミやカスミなどが気になり始めている一部の「アラフォー」や「アラフィフ」と呼ばれる世代だけに着目してキャンペーンを張るといった事例も考えられます。

まさに女性ならではの感性が生きる仕事

化粧品は季節的な要因にも大きく影響されるタイプの商品です。
従って季節的な商品の販売促進も考慮しながら、タイミングよく販売キャンペーンや店頭POPを用意することも大切になってきます。

例えば、夏の紫外線が強くなる季節にはお肌を紫外線から守るようなUVプロテクターなどの商品を中心に、本部や営業担当者などの指示をもとに販売店舗での販促活動に力を入れていきます。

その際、POP作成や陳列棚での商品レイアウトなどをお客様に見やすいようにより効果的に工夫するなど、まさに女性ならではの感性を生かすことができる瞬間となるでしょう。

ラウンダーの仕事ではさらに現場の状況やお客様の反応を本部や営業担当者に報告書や電話、さらに月単位でおこなわれるミーティング等を通じて報告する業務も含まれます。

自分が感じたり、考えたりしたことを伝え、その結果が商品開発や販促キャンペーンの企画内容にも生かされた場合などはとてもやりがいを感じることができます。

化粧品メーカーのラウンダーのメリットは?

ラウンダーの仕事はさまざまな業界に渡りますが、化粧品メーカーのラウンダーならではのメリットがあります。
それはまず、自分の好きなブランドのラウンダーになるとそのメーカーの本部や系列のグループ販売会社に直接就職するので、そのブランドの詳細な商品知識や普段中々聞くことができない商品開発の裏情報に精通できる点です。

また、ドラッグストアなどのラウンダーと異なり、現場となるドラッグストアやバラエティショップで新商品の商品説明や使用方法といった実演指導やイベントでのデモンストレーションもあります。
従っておのずと最新の商品に直接触れるチャンスも多くなります。

化粧品メーカーのラウンダーの中にはサンプル商品をもらえる職場もありますので、まさに仕事をしながら好きな商品を直接手にすることができる職場となるでしょう。

同僚となる方も含めてコスメに詳しい方も多く、美容やネイルなど話題になっている最新情報がすぐに直接入手できる点が化粧品メーカーのラウンダーとして働く醍醐味と言えるかもしれません。

気になる化粧品ラウンダーの懐事情

化粧品ラウンダーになることを考えた場合に気になるのが収入ではないでしょうか。
所属する会社や働くエリアにもよりますが、比較する上でわかりやすいのが就労形態の似ているパートとの収入差です。

化粧品ラウンダーの場合、時給1,000円以上というところが大部分で、これは最低時給水準が最も高い東京都内はもちろんのこと、地方都市などでも一部例外はあるものの、概ねどの求人もこの水準が保たれているものが多く見受けられます。
中には日給ベースでの支給がされているところもありますが、時給換算にすると1,000円以上というところが多いようです。

また、都市部の求人案件の中には1,500円以上というものや正社員募集のものまで見られます。
特に地方都市においてパートで1,000円を下回るものが多くある中で化粧品ラウンダーの収入水準は総じてパートよりもかなり高いと言えるのではないでしょうか。

まとめ

今回は化粧品メーカーのラウンダーのお仕事の特長からメリット、難しい点、取扱い商品、成功事例、さらに収入面などについてご紹介しました。
基本的な業務内容は他の業種や商品と変わらないものの、自分の好きな化粧品を直接手にしながら仕事ができる醍醐味があります。
化粧品を取り扱うラウンダーを始めてみようという方はパートタイムからスタートできるので、求人案件をチェックしてみてはいかがでしょうか。